鉄フライパン、焦げるたびに心が折れそう…。でも、もう一度ちゃんと使いたいあなたへ
「また焦げた…」「なんで毎回こんなにこびりつくの…?」
せっかく体にやさしい鉄フライパンを選んだのに、使いこなせずモヤモヤしている方、多いのではないでしょうか。
私もまさにその一人でした。
「健康にいい」「一生モノ」なんて言葉に惹かれて選んだのに、毎日のように焦げてはイライラ…。
でも、あきらめきれなかったんです。このフライパン、どこか好きだったから。
この記事では、そんな私と同じように「焦げまくってるけど、まだ使いたい!」という方のために、鉄フライパンの焦げを落とすリセット方法や、焦げない使い方のコツをまとめています。
同じように悩んでいたからこそ、できるだけわかりやすく、リアルな言葉でお届けしますね。
鉄フライパンが焦げる主な原因
焦げ付きの原因は、フライパンそのものではなく、使い方のクセであることがほとんどです。
- 予熱が足りていない
- 油が十分に回っていない
- 冷たい食材をそのまま投入している
- 火加減が強すぎる、または弱すぎる
正しく使えば、焦げ付きはグッと減らせますよ◎
私が選んだフライパンとその特徴
私が使っているのは楽天で購入した窒化加工の鉄フライパンです。
窒化鉄層+酸化鉄層でコーティングされていて、サビに強く、洗剤で洗えるのが特徴。
私のように「毎回きちんと洗いたい」タイプには、この加工がとてもありがたい存在でした。
洗剤で洗ってもいい?毎回洗うのはアリ?
結論から言うと、窒化加工された鉄フライパンなら洗剤使用OKです(ただし条件あり)
洗剤で洗うと油膜が落ちるため、そのまま保管するとサビや焦げの原因になります。
- 洗った後は火にかけてしっかり乾かす
- 乾いたら油を薄く塗る
このひと手間で、焦げにくさがグッと変わります!
焦げ付いた鉄フライパンのリセット方法
フライパンが焦げ付いたら、リセットすることでまた快適に使えるようになります。
- 軽度な焦げ:重曹で煮洗い
- 重度な焦げ:空焼き(焼き切り)※加工によっては非推奨
捨てる前に、まずはリセットを試してみて。
重曹を使った焦げ落としの手順
- フライパンに水を張る
- 重曹を大さじ1〜2入れる
- 中火で5〜10分加熱
- 冷めたら、たわしで優しくこする
こすりすぎに注意! 金属たわしやクレンザーは使わないでください。
ふやかして落とすのがコツです◎
焼き切り・空焼きによる焦げ落とし方法
重曹でも落ちないときは、焦げを炭化させて落とす焼き切り(空焼き)が有効です。
- フライパンを中火〜強火で加熱(煙が出るまで)
- 火を止めて冷まし、焦げをこすり落とす
窒化加工フライパンにはおすすめしません。表面が傷む可能性があります。
窒化加工フライパンの注意点と対処法
- 金属たわしNG
- 焼き切りNG
- クレンザーもNG
“削る”のではなく、“ふやかして落とす”が鉄則!
焦げを防ぐために見直すべき使い方
- しっかり予熱
- 油をなじませる
- 食材の水気を取ってから調理
基本に立ち返るだけで、焦げにくさが大きく変わります。
油ならし・油返しは必要?
油ならし: フライパン全体に油膜を作る作業。焦げ付き防止の基本。
油返し: 調理前に油をなじませて戻すことで、表面をスムーズに。
毎回じゃなくてもOK。卵料理の前などはやっておくと◎
使った後のケアと保管方法
- 調理後すぐ洗う(温かいうち)
- 洗剤使用OK(ただし乾燥+油を塗る)
- 水気は完全に飛ばす
これだけでサビも焦げもほぼ防げます◎
それでも焦げたときの対処法(再発防止)
焦げても落ち込まないで!
むしろ「今の使い方、ちょっとズレてたかも?」と見直すチャンスです。
- 冷たい食材は常温に戻す
- 油をしっかりなじませてから調理
- 火加減は中火以下を基本に
私の使用環境と性格から考える「合う使い方」
私は洗剤で洗いたいし、すぐに片付けたい。
そんな性格にぴったり合ったのが、窒化加工の鉄フライパンでした。
でも洗剤で洗う分、ケアの手間はちょっと必要。
それでも“育てる道具”じゃなく“気楽に使える道具”として、うまく付き合っていけそうです。
鉄フライパンと上手に付き合っていくために
焦げたっていい。リセットして、また使えばいいんです。
鉄フライパンは、あなたの生活に合わせて進化してくれるパートナーみたいなもの。
「焦げても、まだ使いたい」その気持ちがあれば、もうあなたは十分に仲良くなれる準備ができています。
まとめ:鉄フライパンは焦げても、ちゃんと使い続けられる!
焦げる主な原因
- 予熱不足・油不足・火加減のミス
- 冷たい食材で温度が下がる
- 洗剤で油膜が取れてしまっている
リセット方法
- 軽度なら重曹で煮洗い
- 頑固な焦げは焼き切り(※加工面に注意)
焦げを防ぐコツ
- しっかり予熱+油ならし
- 調理後は乾燥+油を塗って保管
- 性格に合った付き合い方を見つける
焦げは失敗じゃない、経験値。
これからも自分に合った使い方で、鉄フライパンと仲良くしていきましょう◎